「もし今支援している学校で大地震に遭ったらどうしよう」
先日そんなことを考えました。
学校は地域で避難場所として指定されていることも多いので学校自体の建物の構造上はしっかりしているかと思われます。
しかし大きな地震の際は3日間その場所に止まって,それから自宅へ帰宅するようにというガイドラインがありますが、大勢の人が避難してくる中,必ずしもその学校で3日間過ごせるとは限りません。
日頃の対策はどうしたらいいでしょうか?
防災体験学習センター(そなエリア東京)で学んだ内容をもとに考えていきます。
目次
日頃から会社と連絡をとっておく
できればSNSアカウントが望ましい
ICT支援員をしていると、個人的な内容で会社と連絡することが日常的にほとんどありません。私の場合は,勤怠は電子打刻,日報もグループウェア,月末に報告書を郵送すれば終わりなので、個人的な相談などほとんどしないことが多いです。
それで会社の人に連絡を取るのは緊急連絡時のみだということを考えました。
日頃からこまめに会社と連絡をとっておく大切さを感じました。
連絡手段はSNSが良いそうです。
というのも災害が起きると46%の人が電話が繋がらないという状況が発生すると言われています。

一番繋がりやすいのはSNS(Twitter,LINE)などでしょう。またSMS(ショートメールサービス)も繋がりやすいです。2012年東日本大震災の時に私は自宅から離れたところにいて,その時に直後は電話はつながったものの,その後全く連絡が取れませんでした。しかしSMSはつながったので,それで色々な連絡先に安否確認などを送りました。全く連絡が取れない場合はSMSを使用するのも手かもしれません。
モバイルバッテリーを必ず持っておく
ソーラータイプ、手回し式が最適
こちらは情報を得るためにとても大切です。
私が2012年東日本大震災の時に経験したのは、当時はガラケーでしたが、ネットに繋ぐとすぐに充電がなくなるということでした。それで慌てて近くのコンビニで充電器(乾電池式)を購入しました。
それでも約5時間後には乾電池がなくなったため、近くのスーパーで乾電池を探したのですが、売り切れており、充電器はまだあったのでそちらを購入しました。
今はモバイルバッテリーが主流ですが、災害時にすぐに売り切れてなくなるのは、モバイルバッテリーだと思われます。それで前もってモバイルバッテリーを購入しておきましょう。
その際にソーラータイプや手回し式などのタイプを購入するとさらに便利です。
というのは避難所でコンセントの奪い合いになるケースがあるからです。

このような事態になることも十分考えられます。
3日間自宅に帰れなくなっても連絡を取り合えるように、バッテリーは必ず持っていきましょう。
忘れてしまった場合は、もしコンビニなどで借りれる「充レン」というサービスがあります。
これは大変便利です。
1泊2日で330円(税込)ですし、2日目に返すのは24時に返却すればOKです。もし返却できなくても4日目以降は3300円(税込)で買取となります。またアプリをわざわざインストールしなくてもLINEがあればお友達追加でレンタルの手続きができます。
しかし災害時に必ずしもこれらが借りれるとは限らないので、モバイルバッテリーは常備しておくほうが良いでしょう。
通常でも支援中はよくタブレットやスマホを使い、充電はすぐに減りますから、持っておいて邪魔にはなりません。
帰宅困難者一時滞在施設を探す
複数校担当している方は市区町村などの区分でチェック
前述したように安全な場所で3日間待機し、その後帰宅が推奨されています。
しかし学校は地域の方の避難所となっているので、もしかするとそこに留まることはできないかもしれません。
それで今の時期に帰宅困難者一時滞在施設を調べておくことをお勧めします。
担当校が多い方は、学校ごとに最寄りの帰宅困難者一時滞在施設をリスト化しておかれると良いでしょう。
持ち物準備
カイロと服装は多め・厚めに
もし仮に学校で一時待機させていただけるとしても必ずしも暖かい場所とは限りません。
東日本大震災の際、避難所は学校の体育館の中に設けられることが多かったようです。

冬〜春にかけて体育館は大変冷え込みます。そういった中で3日間過ごすとしたら、今日着ている衣服で3日間寒さをしのげますか?それとももうちょっと着込んだほうが良いでしょうか?
またカイロは必需品です。普段の支援時にもよく実感していることですが、学校の特に廊下はとても寒いです。そういった寒暖差もカイロがあれば乗り切れます。
災害時に備えて3日分カイロを用意しておくように心がけています。
3日外泊OKな荷物にする
これはロッカーなど置き場所を借りられないICT支援員ならではの悩みです。
普通の勤務の方は大抵自分のロッカー、荷物置き場があるので、こちらに3日間の荷物を置いておけます。
しかし月1回程度しか来校しないICT支援員の方は荷物を置いておけないので、この点荷物が重く、大きくなり大変です。
できるだけ軽量なものを選びましょう。
そなエリア東京ではどのような荷物を持っていたら良いか、分かりやすく展示してありました。

こちらを参照し、3日外泊時にこれがないと困る!というものを持っていきましょう。
そなエリア東京とは?
災害後の都市ジオラマ型体験ツアーがメイン
地震災害後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心とした防災体験学習施設です。
30分ごとにツアーが開催され、その10分前に並ぶようになっています。
タブレットを渡され、問題が出されます。QRコードが各所にあるのですが、そのコードを読み取ると、各自違った問題が全部で5問出されます。
そのほかにも、映画で災害が起きたら実際にどうなるか、東日本大震災の時地震計がどれぐらい振れたかなど、リアルに災害を体験できるようになっています。


ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?